古くからうちにあるお菓子でして、
昭和のはじめって聞いてます。
レモンというと、だいたい外国のもので、
当時はどこもあまり使ってなかったのを、
先代がハイカラ好みでレモンのお菓子をつくろうと。
羊羹に入れて輪切りにしてみたら、きれいに柄がでる。
それがなんやレースのように見えたんでしょうね。
レースという言葉も、ハイカラやったんやと思います。
レースのような美しい羊羹で、レースかん。
レモンリキュールを入れて、輪切りを浮かべる。
レモンの酸が寒天と一緒になると、蜜がでてくるんです。
酸味と蜜の甘みのバランスが難しいらしいのですが、
そのへんは長いことやってますので(笑)。
ほんのり甘い夏のお菓子ですから、
冷やして生菓子のようにも使えますし、
お香茶にも合いますね。 |